意外と費用がかかる「お歳暮」の節約術

便利なお歳暮カタログに隠されている罠

年の瀬が近くなってくるとデパートでは「お歳暮商戦」がスタートします。
現在はかつてのように取引先や上司などにガンガンお歳暮を送りまくるという会社文化がだいぶ廃れてきましたので以前ほどの勢いはありませんが、それでも主要都市にある大手デパートでは出陣式を行うほどお歳暮販売には力を入れています。

シーズン中のデパートに行ってみるとフロア全体がお歳暮で埋め尽くされている様子が見られます。
そうした品物は見て回るだけで自分も欲しくなるような魅力的なものも多いのですが、そっと価格を確認してみると驚くほど高い価格が付けられていることもあります。

同じように周囲に置かれている品物の価格を比較して判断してしまうので感覚が麻痺してしまうのがミソで、冷静になってみると別の場所でも購入できる単品が一つの箱にまとめられているというだけで一気に価格が跳ね上がってしまいます。

とはいえ文化風習として行われているお歳暮にその辺の量販店で購入したような品物を贈るわけにはいきませんので、箱代として購入することになってしまいます。

これは古くからお歳暮が一つの商戦として成り立っているからであって、製品メーカーと流通業界が間にたっぷり「フィ」という上乗せをして価格設定をしています。

特に注意をしたいのが百貨店が発行するカタログで、直接送付ができるので便利そうですが実際には本体価格よりもかなり割高なフィが乗せられています。

百貨店の包装紙にくるまれているというところに価値のあるお歳暮も確かにありますが、ブランド力よりも品物に力を入れたいという人は安易にそうしたカタログで購入をしないことをおすすめします。

直接お歳暮を送付してくれるメーカーもあります

お歳暮として送られる製品の定番となっているメーカーでは、間に百貨店など流通業者を入れず直送してくれるサービスを行っています。
代表的なのが「日本ハム」や「シーチキン」など加工食品を扱う業者で、あらかじめシーズン前にお歳暮の予約をした顧客に対し早割と直送という便利なサービスを受け付けています。

他にも地方名産品を取り扱う食品加工業社に同様のサービスをしてくれるところがありますので、地元のおいしい食材を安くたくさん贈りたいという人はそうした直送サービスを探してみるとよいでしょう。

産地直送系のギフトはお歳暮でも非常に人気の高い製品なので生肉や果物など鮮度が命の製品に関してはむしろ直送することで価値が上がります。

注意をしたいのがそうした産地から直接送られる製品は事前の受注量から製造ペースを計画するので早めに連絡しないと対応ができないという点です。
かなり早くに申し込みが締め切られることもあるので、夏頃にはもうお歳暮の計画をしておきましょう。