留学費用を節約するコツ

完全自費だけでなく行ける留学制度

日本から海外に留学をする学生の数はここ数年減少傾向にあります。
ですが今後企業運営がグローバル化していくとともに外国人の人材が多く日本に入ってくることを考えると、若いうちに海外の文化に触れ語学力を高める留学はより多くの学生にしておいてもらいたい方法です。

かつての留学ブームが一気に落ち込んでしまった理由はなんといっても経済的な問題です。
留学先として最も人気が高いのは米国ですが、渡米するための交通費だけでも十万円以上がかかりますし、1年滞在するとしても数百万円の学費と生活費が必要になります。

完全に自費で留学をしようとする場合には、よほど裕福な家庭環境でなければ難しいでしょう。
しかし現在では政策として留学生を増やそうという動きがありますので、公民合わせてかなり沢山の支援制度が用意されています。

留学支援は奨学金制度と同じく「給付型」と「貸与型」の2つから選ぶことができるようになっています。
条件が厳しいのはもちろん給付型の方ですが、事前にきちんと準備をしておくことで給付を受けることは決して難しいことではありません。

返済の必要がない給付型の留学奨学金の代表的なものが日本学生支援機構(JASSO)の行う「海外留学支援制度(長期派遣・給付型)」です。
こちらは修士もしくは博士の学位を取得するために海外の大学に1年以上留学をする学生を対象とするもので、日本の大学を卒業した後に行う留学となります。
他の留学方法にもJASSOは対応してくれますので、まずは留学を考えるときには一度相談に行ってみるのがよいと言えます。

他にも意外なところから支援があります

実は留学支援は民間団体も数多く支援を行っており、探してみると意外にゆるい条件で留学生への支援をしてくれているところが見つかります。

例えば何かとニュースになる「経団連」も、グローバル人材育成のために独自に留学生支援をしていたりします。
これは「経団連グローバル人材育成スカラーシップ奨学金」というもので、財団の指定する国内の大学に在籍する2~4年生の学生、もしくは大学院博士課程前期までの学生が対象です。

こちらは年額100万円と非常に金額も大きく便利なのですが、絶対的な条件として「経団連の指定する日本の大学に籍を置いたまま留学すること」が掲げられています。

ですので既に大学に在学している人が新たに申し込みをすることができないということになります。
留学を考えるなら高校生のうちから有利になる大学を選ぶようにしておいた方がよいでしょう。
また大学によっては「交換留学制度」として国内の大学に在籍したまま、留学費用を支払わずに留学することもできます。