子供の冬休み…お昼代を少しでも浮かせる節約食材を紹介

長期休暇中の子供の昼食作りの工夫

子供の学校で学期が終わり冬休みになると、当然ずっと家にいる時間が長くなります。
塾や習い事で家を長くあける子供もいるかもしれませんが、基本的に寒くて出かけにくくなる冬の間はほとんどの日を自宅で過ごすのではないかと思います。

そこで親として気になるのがお昼ごはんのメニューです。
共働きで仕事をしているとお昼にいちいち帰ってきて食事の用意をするというわけにはいきませんので、何らかの形で昼食を用意し置いておくことになります。

このとき毎日の昼食として菓子パンや出来合いのお弁当などを使うのが一番楽ですが、冬休みの間ずっとそうしたものばかりを子供に与えてしまうというのも栄養面が気になるところです。

とはいえ毎回の料理に豪華な食材を用いるというわけにもいきませんので、手軽に作れて栄養価の高い食品が必要になってきます。
食材の中には安価に購入ができてかつ栄養価に優れたものもたくさんありますので、そうしたものを積極的に利用し寒さに負けない体づくりをしていくようにしましょう。

安くても栄養価のある食材を使うことで、スポーツをする子供の体を作ることにもなりますし、栄養価に偏りのある食品のために体重が急激に増加することもありません。

おいしくて子供の好きな高タンパク食材

子供にとって必要な栄養素の中でも特に重点的にとっていきたいのがタンパク質です。
タンパク質は肉類に多く含まれる栄養素ですが、しばしば動物性脂質と一緒になっているので食べすぎてしまうと肥満の原因になってしまいます。

脂質は体内脂肪として蓄積をされていきますが、タンパク質は体内に長くとどめておくことができない食材であるため継続的に摂取をしていかないといけません。

毎日の食事に取り入れたい低脂質高タンパクの食材として「豆腐などの大豆製品」「卵」「鶏胸肉・ささみ肉」といったものがあります。
これらは比較的子供からの受けもよく、料理に使いやすいのでお弁当のおかずとしてもよく使われます。
中でも卵類はオムライスや玉子丼など一品料理に便利に使える食材なので、ワンプレートとして用意しておくとよいですね。
おやつとしてゆで卵を出すのもよい方法です。

タンパク質とともに多く摂取していきたいのがビタミンやミネラルを多く含む野菜類です。
冬場は緑黄色野菜の多くが旬を迎えるので、カボチャやニンジンなど根菜類を作ったスープは体の温まるおすすめのメニューです。

スープ類は子供が自分で温めて食べないといけないのでちょっと心配ですが、耐熱皿に入れておいてレンジで温めるだけの状態にしておけば問題はないでしょう。

おやつとしておすすめなのがパンケーキやドーナツといったホットケーキミックスを使って簡単にできるお菓子で、中にウインナーやツナ缶、チョコやジャムを入れることでバリエーションをつけることができます。